ロシア軍情報総局ナンバー2、モスクワで銃撃され重体か…犯人は逃走
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ロシア連邦捜査委員会などによると、露軍参謀本部情報総局(GRU)のウラジーミル・アレクセエフ第1副局長が6日、モスクワの自宅マンションの建物内で銃撃され、病院に搬送された。重体とみられる。発砲した人物は逃走したといい、同委員会は殺人未遂などの容疑で捜査している。
アレクセエフ氏はGRUのナンバー2。トップは、ウクライナ侵略の終結に向けた米国とロシア、ウクライナによる高官協議で露代表団を率いるイーゴリ・コスチュコフ局長だ。セルゲイ・ラブロフ露外相は6日、記者会見で事件について問われ、「和平交渉の妨害が目的だ」との見方を示した。
モスクワではこれまで、ウクライナ侵略を続ける露軍幹部を標的とした事件が相次いでいる。ただ、今回の事件について捜査機関は詳細を明かしておらず、背景なども不明だ。
アレクセエフ氏は2023年、民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏が、ウクライナ侵略を巡る待遇などでプーチン政権と対立して反乱を起こした際、沈静化に向けた交渉に当たったことで知られている。