ご法度だったイラン女性のオートバイ免許が解禁…乗用車はOKなのに長年「男性限定」
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【ドバイ=吉形祐司】イラン政府が、長年の懸案だった女性へのオートバイ免許交付を解禁したことが明らかになった。閣議決定を経て、モハンマドレザ・アレフ第1副大統領が3日付で警察当局に対し、免許取得を希望する女性に運転の実技講習と試験の機会を与えるよう指示した。
イランでは、女性も乗用車の免許は取得できるが、オートバイは「交通違反法」が免許の交付対象を「男性」と規定しており、免許交付の法的根拠がなかった。しかし、女性の就労者が増え、特に首都テヘランでは交通渋滞を避ける目的から、近年は無免許でオートバイやスクーターを運転する女性が急増している。
2022年には女性の髪や体を覆い隠す「ヘジャブ」の着用強制に抗議するデモが全土に広がるなど権利意識が高まり、女性にもオートバイ免許を交付すべきだとの声が強まっていた。核開発を巡る制裁で経済状況が悪化し、政府が国民の不満に神経質になっていることも女性への免許解禁の背景にあるとみられる。アレフ副大統領は講習を女性教官に担当させるよう指示している。
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