米軍がイラン無人機を撃墜、米原子力空母に「攻撃的な行動を取った」…高官協議への影響の可能性
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【ワシントン=阿部真司、バンコク=吉形祐司】米国のキャロライン・レビット大統領報道官は3日、米軍の戦闘機F35が同日、アラビア海でイランの無人機を撃墜したと発表した。軍事的な緊張が高まり、米国とイランが近く開催を予定する高官協議へ影響する可能性がある。
レビット氏は米FOXニュースの番組で、無人機が米海軍の原子力空母「エイブラハム・リンカーン」に接近し、「攻撃的な行動を取った」と説明。撃墜は適切だったと強調した。
一方、軍事情報に詳しいイランのタスニム通信は3日、情報筋の話として、精鋭軍事組織「革命防衛隊」の無人機からの通信が途絶えたと報じた。「公海上空で通常任務としての合法的な偵察活動中」で、撮影した画像データの送信後に連絡が取れなくなったとしている。米軍による無人機撃墜には触れなかった。
米ニュースサイト・アクシオスによると、高官協議を巡り、イラン側は開催地を当初調整していたトルコからオマーンに変更し、他国の外相らは同席しない2国間協議を提案しているという。レビット氏は協議が実施されるとの見方を示しつつ、「トランプ大統領は様々な選択肢を検討しており、その中には軍事力行使も含まれる」と述べ、イラン側をけん制した。