数千万円~数億円の腕時計を次々と購入…3500万円脱税の医師初公判で検察側が指摘
完了しました
法人税など計約3500万円を脱税したとして、法人税法違反と地方法人税法違反に問われた島根県出雲市の医療法人と法人の理事長で医師の男(66)の初公判が29日、松江地裁(芹沢俊明裁判官)であり、男は起訴内容を認めた。地検は法人に罰金1100万円、男に懲役1年を求刑し、結審した。判決の言い渡しは2月27日。
起訴状によると、男は架空の診療材料費を計上するなどして、2020~23年までの3事業年度での所得約1億3000万円を秘匿し、法人税と地方法人税約3500万円を脱税したとされる。
検察側は冒頭陳述や論告で、男が数千万円から最大で数億円する腕時計を次々と購入していたと指摘。法人のクレジットカードで腕時計のローン代金を支払っていたほか、税務調査を見越して架空の請求書などを準備していたと主張し、「巧妙かつ計画的な犯行だ」と述べた。