「JPドラゴン」服役中の幹部ら詐欺・窃盗容疑で逮捕へ、かけ子の統括役か…「ルフィ」グループ所属歴も
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特殊詐欺に関与したとして、福岡県警が27日にも、フィリピンで活動する犯罪組織「JPドラゴン」幹部の受刑者(51)ら複数人を詐欺と窃盗の容疑で逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かった。受刑者は以前、関東などで強盗事件を起こした指示役「ルフィ」らの特殊詐欺グループに所属しており、県警が両組織の関連を調べる。
捜査関係者によると、受刑者はJPドラゴン構成員らと共謀し、2022年12月、警察官を装って岐阜市の高齢女性に電話をかけ、「指紋を調べるため現金を預かる」などとうそをつき、女性宅で現金をだまし取ったうえ、女性のキャッシュカードを盗み、現金自動預け払い機(ATM)から金を引き出すなどした疑いがもたれている。県警は受刑者が日本へ詐欺電話をかける「かけ子」の統括役だったとみている。
受刑者については、19年に東京都の女性が被害に遭った特殊詐欺に関与したとして、警視庁が24年11月、フィリピンから移送して窃盗容疑で逮捕した。東京地裁が昨年7月に窃盗罪で懲役3年6月の判決を言い渡して確定し、服役中。
福岡県警は昨年9月以降、フィリピンでかけ子をしたなどとしてJPドラゴン構成員の被告(28)(窃盗罪で公判中)ら男6人を逮捕している。同6月には比当局が同組織リーダーとみられる容疑者(55)を拘束しており、県警は容疑者についても窃盗容疑で逮捕状を取っている。