500円で「自分へのご褒美」何を買う?手の届く「幸せ」の見つけ方
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食料品や日用品の相次ぐ値上げの影響で、特売日を狙って買い物をするなど節約を心がけている家庭も多いでしょう。食費や光熱費を切り詰め、ついには「自分へのご褒美」費を削減する状況も避けられません。
「500円ではご褒美にはならないです」
がんばった自分を
トピ主の「甘エビ」さんは、「わたしは、ギネスビールとうまい棒とチロルチョコを買います」と手頃な自分へのご褒美を披露し、「みなさんは何を買われますか? または何をされますか?」と、ワンコインで買える「幸せ」を尋ねました。
忙しかった自分をいたわる特別なごちそう、結果を出せなかった自分を励ます
ケーキ1個でももっと高い値段の場合があります。スターバックスのコーヒーフラペチーノは予算オーバー。のんびりと過ごせるスーパー銭湯だって入館料は500円を上回るでしょう。果たしてワンコインで、ご褒美と言える幸福感を得ることはできるでしょうか。
このトピには100件を超える反響がありました。
「500円ではご褒美にはならないです。せめて1000円」とさっそく予算の増額を求めたのは「ヨーコ」さん。デパ地下の弁当やケーキも買えず、喫茶店のコーヒーも飲めず、ハンバーガーチェーンのお高めのハンバーガーも食べられないとぼやきます。「コンビニスイーツやアイス、フルーツサンドイッチとか? だけどこれは日常なので、ご褒美にはならない」とお手上げ状態です。
「なんだかとほほ」さんも「私はたった500円では、何もできないなあ」と予算不足を嘆き、「せめて1万円は欲しい」と書き残しました。
普段なら手が出ませんが…ご褒美にならいいよね
ご褒美というには資金が少なすぎると諦める声が上がる一方、ワンコインで幸せな気分になれる「ご褒美」が続々と寄せられました。普段あまり口にしない食べ物、ワクワクする体験、心癒やす特別なひとときなど、思いも寄らないアイデアも飛び出しました。
クラフトビール、メロンパン、チョコレート、イチゴ……。旬のフルーツやお気に入りのパンなどを少しだけ、でも、じっくりと味わうという書き込みが目立ちました。普段は控えているスイーツやアルコールを、自分へのご褒美だからと解禁。たくさんだと罪悪感が残りますが、ほんのちょっとだから満足感が大きいそう。大阪人の「金子」さんは「551(大阪の食品会社「551蓬莱」)の豚まん1個と缶ビール」と言いつつ、発泡酒ならお気に入りを2本飲めると得意げです。
「スーパーなどでは1000~2000円ぐらいするため、今まで買ったことがありませんでした」と書き込んだ「白ホスタ」さんが買ったものは、柑橘類のバンペイユです。たまたま農協で地元産のバンペイユが500円で売っていたそうです。「文旦(ボンタン)とも違うさわやかな味で買って良かった」と幸運にも恵まれ、喜びもひとしおです。
ワンコインで眼福に預かろうと、花を買うという人もいました。
「水桜月」さんは「スーパーの花売場で売っているスプレーカーネーションとカスミ草のセットなどの花をキッチンの出窓に飾って観賞して癒やされたい」と日常に彩りを添えています。
「花屋の店先やスーパーの生花売り場で売っている500円くらいの花を一輪挿しや小さい花瓶に入れ家のあちこちに置いています」という「黒豆」さん。「今の時期ならチューリップか菜の花にしようかな」と春の到来をご褒美にする考えです。
モノではなく、ワクワクやドキドキを自分へのご褒美にするアイデアもありました。
「まろん」さんは、カプセルトイのガチャガチャに挑戦します。それも1回500円もするタイプで、「普段なら手が出ませんが…ご褒美にならいいよね!?」とためらいつつ、背徳感に興じています。
「ないす」さんは「toto(サッカーくじ)か宝くじ。500円分目いっぱい買う」とコメント。「(当たり外れが)確定するまでのわくわく感が、たまらーん」のだとか。
耳寄りな情報を寄せたのは「クラシックファン」さん。近所にあるホール会場が500円で聴けるクラシックコンサートを企画することがあるといいます。「先日も、パイプオルガンのコンサートを500円で聴きました。命の洗濯ができましたよ」と心が満たされたようです。
奈良でひととき長者どん気分に浸る
ペットなどの動物と過ごすひとときを、特別なご褒美時間に変えるプランも寄せられました。
奈良市民の「アラ還」さんは、「平日の午前中に奈良公園に行って、鹿せんべい(10枚200円)を二つ買い、鹿の大群に囲まれて『せんべいまき』をする」と言います。「鹿の勢いに押されてあっという間ですが、ひととき長者どん気分に浸ることができます」とご満悦です。
「イヌ山」さんは、愛犬用のガムとコーヒーを購入します。夫婦2人で「ガムをガジガジする犬を眺めながらコーヒーを飲む。う~ん幸せ」とほっこりした時間をかみしめます。
「鯛で猫を釣る」さんは、スーパーで値引きされていた刺身用の鯛を愛猫たちとシェアします。「半分は昆布締めにして自分用、残りは、猫たちにプレゼントです。いつもはカリカリご飯しかあげないので、おかしくなったように鯛の刺身にがっつく猫たちを、鯛の昆布締めと酒をいただきながら
最近では、手頃だと思っていたハンバーガー店でも、値段を気にせずに注文するとあっという間に1000円を超えてしまいます。身近な食品や日用品の値上げが続き、500円で買える自分へのご褒美を探すのも容易ではありません。
「買えそうで買えない、ぎりぎりの不自由さ。見方次第で、手の届くところに楽しみはあるものですね」と感想をつづった「本の虫」さん。500円を自分一人でどう使おうか考えていましたが、寄せられたレスを読んでいてハッと気づいたそうです。目に止まったのは「誰かにも買ってあげる」「一緒に楽しむ」というコメント。「そうですよね。分け合うと、もっと幸せですよね」
(読売新聞メディア局 鈴木幸大)
【紹介したトピ】 500円で自分へのご褒美
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