経費不正支出問題で辞任した前九州大病院長、自己都合で教授職を辞職…他の不正の有無などを含めた調査を継続
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経費の不正支出に関与したとして昨年12月に九州大学病院(福岡市)の病院長を辞任した同大の中村雅史教授(62)が今月、大学を退職していたことが分かった。関係者によると、自己都合で教授職を辞職したという。九大は、他の不正の有無などを含めた調査を継続する方針。
九大などによると、中村氏は昨年2月の同大教員の出張に関し、架空の会合が行われたように偽装する文書の作成を事務方に指示。教員はこの文書を申請に使い、計1万数千円が不正に支払われた。
九大は昨年6月、不正を疑う情報を把握し、調査委員会を設置。聞き取りなどを進め、「管理職としての権限を不適切に行使した」と不正を認定した。このことを中村氏に伝えたところ、本人が病院長の辞任を申し出て、昨年12月24日付で辞任が認められた。中村氏はその後、大学に教授としてとどまっていた。
九大は取材に対し、「個人情報に関することなので、コメントできない」としている。
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