輸血する患者を同部屋の別人と取り違え、血液型が同じで深刻な事態には至らず…三重・桑名市総合医療センター
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三重県の桑名市総合医療センター(同市)で2025年10月、患者を取り違えて輸血していたことがわかった。血液型が同じだったため、深刻な事態には至らなかったが、同センターはミスを認めて患者側に謝罪した。
同センターなどによると、25年10月31日、入院中の80歳代女性患者の貧血が進行していたため、医師が輸血が必要と診断。しかし、看護師は同じ部屋に入院する90歳代女性患者に輸血した。翌11月1日、この患者の血液の数値が異常なため、再度調べた結果、輸血の対象者を誤っていたことに気づいたという。
看護師が患者の個人情報を十分確認していなかったことなどが原因という。同センターは関係者に謝罪し、理解が得られたとしており、解決金や慰謝料などは払っていない。患者のプライバシーなどを理由に同センターは事案を公表していなかった。
同センターの今井寛・医療安全管理委員長は「あってはならない間違いで患者や家族に申し訳ない。二度と起こらないよう、患者の確認を徹底したい」と話した。