広島県知事・横田美香さんと、元SKE48・藤本冬香さんが対談…故郷・広島への思いを語る
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知事とアイドル――。一見対照的に見える2人に共通するのは、故郷・広島への愛だ。中央官僚から知事となった横田美香さん(54)と、名古屋が拠点のアイドルグループ「SKE48」出身の藤本冬香さん(27)。華やかな都会で活躍していた2人はなぜ、広島に戻ることを選んだのか。語り合ってもらった。
日常の中で 自然感じられるのがいいな
横田 広島を離れたのは大学進学で。独立したくて、電気代とか水道代を払うのがうれしかった。一人前になった感じがして。
藤本 20歳でSKE48のオーディションに合格し、夢のアイドルになりました。名古屋で挑戦するわくわくした気持ちは強かったですが、広島を離れるのは寂しく、行きの新幹線で泣いたことを覚えています。
横田 東京に出て思ったのは、海や山、きれいな風景を身近に味わえるのは断然、広島。東京で海へ遊びに行くとなると、渋滞で現地に着いたら夕方ってこともありましたね。
藤本 自然と街のバランスがいい。日常生活の中で自然を感じられるのがすごくいいなと思います。
横田 副知事として広島に帰ってきました。自分で決めたわけではないですが、古里のために仕事ができることがうれしかった。県内は広く、地域によって歴史や文化など特色がそれぞれ魅力的なんです。
藤本 カープファンなので、マツダスタジアムの近くにいたいというのが一番の理由です。アイドルをやりきり、広島で一から活動しようと決断しました。路面電車が広島駅ビルに乗り入れるようになっていて、びっくりしています。
横田 これから何かに挑戦したいと思っている若者に向け、広島でやりたい仕事や希望する暮らしができることを伝えたい。県は新たなキャンペーン「それ、広島で。」を始めました。若者が働きやすく、成長を実感できる環境づくりに力を入れていきます。