経団連・筒井義信会長「投資けん引型経済へ転換目指す」…インタビュー「じりじり円安に向かうのは好ましくない」
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経団連の筒井義信会長は読売新聞などのインタビューに応じ、2026年について、「投資けん引型経済への転換を目指す年と位置づける」と語った。民間企業の投資拡大に向け、経団連が先導的な役割を果たす考えを示した。
筒井氏は「設備投資や研究開発投資、人的投資を拡大することがかつてなく重要になっている」と強調した。政府はAI(人工知能)と半導体、バイオ、造船、防衛など17分野を対象に官民が連携して投資する方針を示している。筒井氏はこうした動きを歓迎した上で、「呼応するには投資を後押しする予見可能性が持てるような政策措置も重要だ」と述べた。
賃上げに関しては、「賃金引き上げの勢いは定着してきている。物価(の上昇)が安定すれば(物価変動を反映した労働者1人あたりの実質賃金の前年比が)プラス傾向に入っていくのではないか」との見通しを示した。
26年の日本経済については「緩やかな成長軌道は維持していける」とした一方、「じりじりと円安方向に向かっていくのは好ましくない。適度に円高方面に修正したほうが将来的には良い」と述べた。