特養の介護職員が17人の頬や体をたたくなど虐待…別の特養の看護職員は尿取りパッドを顔に乗せ平手打ち
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大分県は24日、2024年度に県内で起きた高齢者への虐待状況を公表した。介護施設職員らによる虐待は前年度比4件増の5件で、この中には介護職員1人による70歳代~100歳代の入所者17人に対する身体的虐待の事例もあった。
職員らによる虐待は20件の通報・相談があり、このうち県内5か所の特別養護老人ホームや有料老人ホームで発生した計5件を虐待と認定した。
17人が虐待されたのは特養で、介護職員が入所者の頬や体をたたいたり、押したりする身体的虐待を行っていた。別の特養では、看護職員が80歳代の女性入所者の顔に尿取りパッドを乗せて顔を平手でたたく身体的、心理的虐待もあった。
一方、家族ら養護者による自宅などでの虐待は、通報・相談件数が過去最多の352件となり、168件を虐待と認定。重複を含む種別は、身体的虐待122件、心理的虐待61件、経済的虐待16件、介護等放棄(ネグレクト)14件だった。
県高齢者福祉課は「あってはならないことであり、引き続き施設職員向けの研修や、県民への周知啓発を行っていく」としている。