元寝屋川市議のコロナ融資詐欺、福岡地検が被害者に給付金1・9億円支給へ
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新型コロナ禍で業績が悪化した医療機関向けの公的融資制度を巡り、大阪府寝屋川市議だった吉羽美華受刑者(45)が詐欺罪などで実刑判決を受けた事件で、福岡地検は11日、被害回復給付金支給制度に基づき、被害者に約1億9800万円を支給することを決め、公告した。申請は来年2月9日まで。
被害回復給付金支給制度は詐欺やヤミ金融事件などの加害者から、刑事裁判を通じて徴収した犯罪収益を被害者に分配する仕組み。2006年に始まった。
判決によると、吉羽受刑者らは20~21年、福岡県の病院を運営する法人などに対して「融資の約半額を戻せば、返済できなくても民事責任を追及されない」などとうそをつき、独立行政法人「福祉医療機構」の融資を受けるように勧誘。計7億2000万円の融資を受けさせ、うち約2億9000万円を詐取するなどした。
吉羽受刑者は24年10月、福岡地裁から懲役10年、追徴金1億9800万円の判決を受け、確定した。吉羽受刑者らが金を受領した口座の情報は、官報に掲載されている。