違法駐車でゲーム機1台とソフト1本差し押さえ…放置違反金の悪質滞納者「逃げ得」許さない、現金なければオークションに
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福井県警が、違法駐車の「放置違反金」の徴収を強化している。再三催促しても支払わない悪質な滞納者に対しては、自宅を捜索し、強制徴収を実施。差し押さえた物品はオークションで現金化するなど、悪質滞納者の「逃げ得」を許さない構えだ。
放置違反金制度は、駐車違反をした運転者が一定期間内に反則金を納付しない場合、車検証上の使用者に反則金と同額を科すもの。県警によると、放置違反金の累積未納額は今年3月末時点で122件、計約200万円に上り、増加傾向にあるという。
歯止めをかけるため、県警交通指導課は、9月から新たに差し押さえを実施。10月末までに滞納者11人の自宅を捜索し、20万7000円分を徴収した。
9月下旬には、6万円を滞納していた福井市内の20歳代の男性宅で、ゲーム機1台とゲームソフト1本を差し押さえた。このときは男性が現金を支払ったため返却したが、同課は「現金がなければ、物品をオークションにかけて徴収する」とする。
また、これまでは滞納者の預貯金の有無について、金融機関に個別に問い合わせていたが、9月からは全国235金融機関を対象とした民間の預貯金照会システムを活用して、効率化を図っている。同課は「逃げ得は不公平で許されない。厳しく対応していく」としている。