G7サミット、5か国首脳が入れ替わり…トランプ氏の「議論かき回し」への対応に注目
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【バンフ(カナダ西部)=淵上隆悠】カナダ西部カナナスキスで16日から議論が始まる先進7か国首脳会議(G7サミット)は、前回から7か国中5か国の首脳が入れ替わった。がらりと変わった顔ぶれでも結束を示せるかが焦点だ。
7か国の首脳のうち、昨年のサミットにも出席したのはフランスのマクロン大統領と、イタリアのメローニ首相だけだ。昨年7月~今年5月に就いた英国のスターマー首相、石破首相、カナダのカーニー首相、ドイツのメルツ首相はいずれもサミット初参加となる。
1月に就任した米国のトランプ大統領は、第1次政権でサミットを経験済みだ。7年前に今回と同じカナダで行われたサミットでは、13回目の参加だったメルケル独首相らと貿易問題を巡って対立し、7回目の参加だった安倍首相が仲介役に回った。
トランプ氏は当時、サミット閉幕後に議長役のカナダ首相から輸入制限措置を批判されたことに激怒し、首脳宣言を了承しないと表明した。今回のサミットでも、ロシアのウクライナ侵略や一方的な関税措置を巡って議論をかき回すことになるとみられ、各国首脳の対応が注目される。