気仙沼のNPO 総務大臣賞 あしたのまち活動賞 廃校を福祉施設に
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住みやすい地域社会づくりに取り組む団体を表彰する「あしたのまち・くらしづくり活動賞」(あしたの日本を創る協会主催、読売新聞東京本社など共催)で、気仙沼市のNPO法人「水梨かふぇ」が総務大臣賞を受賞した。
2019年に廃校になった市内の水梨小学校を社会福祉施設として活用し、障害のある子どもや若者を受け入れて、体育館やホールで体を動かせるイベントを開催。子ども食堂やバザー、高齢者向けの集会なども行っている。
理事長の秋山順子さん(68)は「私たちの思いや、地域住民と作り上げてきたものを評価していただいた」と喜びを語った。
秋山さんは、市立病院で看護師として約40年勤務した後、個人で高齢者や医療的ケア児の支援を行ってきた。そんな中、3人の息子が通った小学校が廃校になると聞き、「地域住民や子どもたちが交流できる場所を残したい」と市に活用を訴えた。これまでの実績や熱意が認められ、21年に市から正式に施設を貸し出された。
市では少子高齢化が進み、小中学校の統廃合が進む。しかし施設には多くの地域住民やボランティアが手伝いに訪れてくれる。秋山さんは「地域の方々が安心していられる居場所を作っていきたい」と意気込んだ。