ガソリン税の暫定税率廃止法が参院で可決、成立…1リットルあたり25・1円が年末で廃止
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ガソリン税と軽油引取税の暫定税率廃止法が28日午前、参院本会議で全会一致で可決、成立した。1リットルあたり25・1円かかっていたガソリン税の暫定税率は12月31日で廃止され、軽油引取税の暫定税率(1リットルあたり17・1円)も来年4月1日に廃止される。
政府は買い控えや販売現場の混乱を防ぐため、ガソリンや軽油の補助金を段階的に引き上げている。ガソリンの補助金は27日から1リットルあたり20円となっており、12月11日に暫定税率と同額の25・1円に増やし、廃止にあわせて終了する。
ガソリン税の暫定税率を巡っては、8月に当時の野党7党が「11月1日」に廃止する法案を国会に提出。自民、立憲民主、日本維新の会、国民民主、公明、共産の6党が今月5日、「12月31日」の廃止で正式合意し、軽油引取税も加える形で法案を修正した。
暫定税率の廃止に伴い、国と地方の税収は年1・5兆円規模減ると見込まれるが、代替財源の確保策は決まっていない。同法の付則には、安定財源の確保について「法律の公布後、おおむね1年をめどに結論を得る」と明記した。
ガソリン税の暫定税率は道路財源を充実させる目的で、1974年に「2年限り」として導入された。延長と税率引き上げを繰り返し、2009年度から用途を限定しない一般財源となっていた。