佐賀市の蓄電池製造・販売「KMTec」破産、大学院生らが設立したベンチャー…負債1億5000万円
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帝国データバンク佐賀支店は30日、佐賀市の蓄電池などを製造、販売する「KMTec」が佐賀地裁から破産手続き開始決定を受けたと発表した。決定は22日付で、負債額は約1億5000万円。
同社は2006年に佐賀大の大学院生らが設立したベンチャー企業で、蓄電池などの製造、販売を営んだ。コロナ禍で光触媒空気清浄機向けのUV照明の需要が伸び、21年5月期には年間売上高が約3億1600万円を計上したが、一過性にとどまった。自社開発のポータブル蓄電池の販売にも取り組んだが、研究開発費がかさみ、また蓄電池の販売も伸び悩んだことなどから25年5月期には、年間売上高が約2800万円まで激減した。同支店の担当者は「高い技術力はあったがビジネスモデルの構築がうまくいかず収益に結びつけられなかった」とみている。