さいたま市PTA協議会の元会長に実刑判決、発注工事の代金水増し…懲役3年「貴重な資金を私物化」

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 発注工事の代金を水増しして、全国のPTA組織でつくる公益社団法人「日本PTA全国協議会(日P)」に損害を与えたなどとして、背任罪と業務上横領罪に問われた日P元参与で、さいたま市PTA協議会元会長の会社役員青羽章仁被告(55)(さいたま市中央区)に対し、さいたま地裁(井下田英樹裁判官)は21日、懲役3年(求刑・懲役3年6月)の実刑判決を言い渡した。

さいたま地裁
さいたま地裁

 判決などによると、青羽被告は担当した日P事務局ビル(東京都港区)の外壁修繕工事で、代金を水増しして日Pに約1200万円の損害を与えた。弁護側は工事代金は「適正」として背任については無罪を主張していたが、判決では水増しを認定した。

 井下田裁判官は判決で「貴重な資金を私物化して食い物にした」と、青羽被告を厳しく非難した。

 判決を受け、日Pの太田敬介会長は「判決の内容を厳粛に受け止めるとともに、深くお詫(わ)び申し上げます」とのコメントをホームページで公表した。

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