税金滞納者と同姓同名の別人に差し押さえ…住所一致しないのに確認怠る
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栃木県那須町は5日、本来の税金滞納者と同姓同名の別人に対し、預金口座を差し押さえるミスをしてしまったと発表した。既に謝罪し、差し押さえ処分も取り消したという。
発表によると、10月8日、町民税など計2万8277円の税金滞納者に対して差し押さえを行うため、職員が複数の金融機関に照会。滞納者と同姓同名で生年月日が同じ県外在住者がいることが分かり、預金口座を差し押さえた。本来の滞納者と住所が一致しなかったが、移転歴を確認しないまま差し押さえ作業を継続。差し押さえられた県外在住者から11月2日に連絡を受け、ミスが発覚した。
町税務課は「マニュアルを改め、チェック態勢を強化する」と話している。