同姓同名で生年月日も同じ男性の口座差し押さえ、福生市が滞納者と誤解…男性「住んだことない」
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東京都福生市は18日、市税などの滞納者と誤解し、別人の預金口座を差し押さえるミスをしたと発表した。
市収納課によると、6月3日、市税などを滞納したとして、市外在住の男性の預金口座を差し押さえた。11日、男性から「福生市に住んだことはない。どういうことなのか」と問い合わせがあり、ミスが判明した。
この男性は、福生市に住む滞納者と同姓同名で、生年月日も同じだった。市が滞納者の財産調査を行うため、金融機関に問い合わせた際、回答を受けた住所が滞納者と異なっていたのに、十分な確認を行わなかったために人物を誤った。市は差し押さえを解除し、男性に陳謝した。