施設で入浴介助受けた女性、高温の湯船に入れられ死亡…通常より20度高い60度の設定
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大阪市生野区の介護老人保健施設で8月、入所者の90歳代の女性が高温の湯を張った浴槽に入って全身にやけどを負い、死亡していたことが市などへの取材でわかった。女性は当時、職員の入浴介助を受けていたといい、大阪府警は業務上過失致死容疑で詳しい状況を調べている。
市によると、施設は同区林寺の「アネシス寺田町」。8月4日午前9時半頃、職員が介助しながら女性を浴槽に入れたところ、女性が「熱い」と声を上げたため、湯温を確認すると、通常の設定より20度高い60度だったことが判明。女性はシャワーで冷水をかける措置を受け、救急搬送されたが、全身にやけどを負っており、その後に死亡した。
施設から報告を受けた市によると、女性の入浴介助はこの職員が1人で担当。事故の2日前、浴室の消毒作業に使うため、湯温が60度に設定されていたが、職員は気付かなかった。施設は150床あり、神戸市東灘区の医療法人が運営しているという。
同法人は今月22日、読売新聞の取材に「お答えしかねる」とした。