キング牧師の演説を引用した侮辱動画が登場…オープンAI、動画生成アプリ「ソラ」の一部機能を停止
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【ロサンゼルス=後藤香代】米オープンAIは16日、動画生成アプリ「ソラ」の利用者が、米公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キング牧師を侮辱する動画を作成していたとして、キング牧師を描写する動画生成機能を停止したと発表した。
オープンAIは16日の声明で、「著名人やその家族は、肖像の使用方法を自らコントロールできるようにすべきだ」との見解を示し、機能の停止は、歴史上の人物の肖像に対する保護機能を強化する間の一時的な措置だと説明している。
SNSには、キング牧師に酷似した人物が食料品店で店員から支払いを求められ、有名な演説の一節を引用して「私にはこれらが無料になるという夢がある」と言って立ち去る動画などが投稿され、キング牧師の娘らがオープンAIに対応を求めていた。