組閣から一夜で辞表を提出した首相を再び任命…フランスの極右政党党首は「悪い冗談だ」
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【パリ=上地洋実】フランスのマクロン大統領は10日、辞表を提出したセバスチャン・ルコルニュ首相を新首相として再び任命した。ルコルニュ氏は改めて組閣作業に着手し、来年度予算の成立を目指す。辞任から再任まで異例の展開が続き、政治の混迷ぶりが浮き彫りになっている。
ルコルニュ氏は10日、X(旧ツイッター)の投稿で、「義務感から任務を引き受けた」と説明し、「フランスのイメージと国益を損なう政治危機を終わらせなければならない」と呼びかけた。ルコルニュ氏は今月6日に、新内閣の人選で反発を招いたことを受け、組閣から一夜で辞表を提出していた。次の組閣が順調に進むかどうかは不透明だ。
野党は不信任動議を提出する構えを見せる。極右の流れをくむ右派政党「国民連合」のジョルダン・バルデラ党首は、「悪い冗談だ」と首相の再任を批判した。
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