プーチン氏、ウクライナ攻撃激化を「最善の方法」と認識か…自ら望む条件で交渉に追い込む狙い
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米ブルームバーグ通信は20日、ウクライナ侵略を続けるロシアのプーチン大統領が、自らの望む条件でウクライナを交渉に追い込むには「(攻撃を激化させる)軍事的なエスカレーションが最善の方法だ」と認識していると報じた。8月の米露首脳会談で、トランプ米大統領がウクライナの防衛力の大幅な強化に動く可能性は低いと結論づけたという。
クレムリンに近い複数の関係者の話として報じた。トランプ氏は対露制裁強化に消極姿勢を示しており、プーチン氏は首脳会談で「トランプ氏には、この紛争に介入する気がないと確信した」という。報道によると、ウクライナの都市部に対する無人機などによる攻撃は、会談前には減少したが、会談後は再び増えた。
首脳会談で、プーチン氏はウクライナが東部ドネツク、ルハンスク両州から軍を撤退させて両州を割譲すれば、南部での戦闘停止に応じると伝えたとされる。ウクライナが領土割譲に応じないことで、プーチン氏は攻撃強化を正当化できるとも考えているという。
ただ、プーチン氏の「論理」に関する情報が出てきたことに、米政策研究機関「戦争研究所」は、ウクライナ社会に恐れを植え付けることなどを狙い、クレムリンがリークした可能性があると分析している。