世界遺産の大修道院トップ、ロシアによる侵略正当化で「60日間自宅軟禁」
完了しました
ウクライナの裁判所は1日、キーウにあるキリスト教東方正教会の「キーウ・ペチェルシク大修道院」トップが、ロシアのウクライナ侵略を正当化し、宗教間の憎悪を扇動した疑いがあるとするウクライナ情報機関の主張を支持し、60日間の自宅軟禁を命じた。
自宅軟禁を命じられたのは、東方正教会の最大勢力、ロシア正教会系の「ウクライナ正教会」のパブロ府主教だ。裁判所の命令に先立ちウクライナの情報機関「保安局」(SBU)は府主教の自宅などを捜索した。
大修道院は国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録されている。ロシア正教会系の影響力排除を図るウクライナは、昨年11月に大修道院を捜索対象としており、パブロ氏らに今年3月末までの立ち退きを求めていた。
2018年にロシア正教会からの独立を宣言したウクライナ正教会も存在する。英BBCロシア語版によると、パブロ氏は最近発表したビデオメッセージで、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領に対して「主はあなたとその家族を許さない」と訴えたという。