四日市看護医療大移転せず JR駅前…公立大事業費減額へ
完了しました
三重県四日市市が検討を進めるJR四日市駅前への新大学設置を巡り、学校法人「暁学園」(四日市市)が運営する四日市看護医療大が駅前への移転から撤退したことがわかった。これを受け、市が中心となって公立大の整備を進めるため、市は関連費1億1270万円を9月議会に追加提案する。
市によると、8月下旬に学園側から移転しない方針が伝えられたという。これに伴い、新大学の定員は1400人から800人に減少、概算事業費も350億~380億円から248億~268億円と減額になる。
市は2031年度の開学を見据えて、今年度から基本設計や用地測量などに着手するため関連費を12日に追加提案するという。
また、三重大学の新教育研究拠点の設置については協議を継続している。