性的指向暴露禁止へ 長野県が人権条例たたき台

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 県は9日、人権尊重の理念や重要性を県民と共有するための条例のたたき台を、県人権政策審議会で示した。同意なく性的指向や性自認を暴露される「アウティング」を人権侵害行為として禁止するのが特徴で、包括的な人権尊重条例に明記されるのは都道府県で全国初となる。県民の意見公募(パブリックコメント)を経て、早ければ来年2月の県議会定例会に条例案を提出する。

 条例は「県人権尊重の社会づくり条例(仮称)」。たたき台では、人種や国籍、性的指向といった13の属性を挙げ、不当な差別やいじめ、アウティング、 誹謗 ひぼう 中傷などを禁じている。罰則を定めない理念条例となる。

 県による相談体制の整備に加え、インターネット上の誹謗中傷への対応について、人権侵害情報などの削除に向けた必要な措置を講じることを盛り込んだ。

 県によると、人権尊重を目的とした条例は、今年4月時点で全国20都府県で制定されている。

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