セクハラや不適切行動など99件認定され辞職した前町長、町議選で2位当選…岐阜・岐南町
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7日投開票された岐阜県岐南町議選(定数10)に立候補していた前町長の小島英雄氏(75)が開票の結果、8度目の当選を果たした。
小島氏は2020年、4度目の挑戦となる町長選に4票差で初当選した。ところが女性職員らの訴えで町が設置した第三者調査委員会から24年2月、女性職員らに対する99件の言動がセクハラや不適切行為などと認定され、翌3月に町長を辞職していた。
小島氏は報道陣の取材に「町政に関わらないと決めていたが、支援者の要請を受け、町議選に立候補した」と話していた。
開票の結果、小島氏は908票を獲得し、トップと257票差の2位で当選を決めた。当選した10人の中で最高齢となった。「住民の皆様のおかげなので心から感謝しています。議員としてできることは精いっぱいやっていく」と述べた。