外国人のワタリガニ大量捕獲が横行、夜間の採捕禁止…千葉・木更津の海岸で9~11月
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地元の金田漁協によると、一番潮が引く大潮の干潮には100人以上来たこともあった。遊漁者は港や海岸付近の路上に大型の乗用車を止め、ヘッドライトをつけて干潟に入っていたという。
こうした事態に、漁業者からは乱獲や漁場管理への不安の声が上がった。同漁協の高橋敏夫組合長は「夜になるとホタルのように干潟に人が集まってきた。手当たり次第に捕るので、ワタリガニの漁獲量にも影響が出た」と話す。
だが、ガザミ類は漁業法における漁業権の対象生物ではないため、勝手に捕っても「密漁」に当たらない。県の漁業調整規則が認めるたも網などの漁具を使用している限り、一般人の採捕を取り締まることはできなかった。
パトロール強化
そこで県と市、地元漁協は昨年8~12月、両海岸で遊漁者による採捕の実態調査を実施した。
その結果、9~11月の干潮の夜間に遊漁者が集中することがわかった。調査の声掛けに応じた19人全員が外国人で、このうち16人が中国人、3人がベトナム人だった。半数以上が県外から来ており、販売目的の人はいなかった。