<生理用ナプキン提供BOX>ほぼ男子学生でつくる団体の働きかけによって大学が設置…「役に立ちたい」、令和の若者に抵抗感なく

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 四国大(徳島市)が、学内のトイレに無料で生理用ナプキンを提供する「ナプキンBOX」を試験的に設置している。一部の女性が経済的な理由で十分に生理用品を購入できない「生理の貧困」の解消につながればと、学生団体の「学生サステナブル委員会」が関わり学内にPR。学業に集中できる環境を整え、男性にも理解を深めてもらうのが狙いという。(三塚萌絵)

校内のトイレに設置した「ナプキンBOX」(左)。アンケートを周知するチラシなども掲示している(徳島市で)
校内のトイレに設置した「ナプキンBOX」(左)。アンケートを周知するチラシなども掲示している(徳島市で)

 団体は、四国大経営情報学部の三木田尚美准教授(経営学)のゼミ生約20人を中心に、昨年発足。今年4月中旬、三木田准教授が母校の大学で同様の取り組みをしていることから学生に持ちかけ、大学にも提案した。

「学生サステナブル委員会」代表の山田さん(右)とメンバーの新井さん
「学生サステナブル委員会」代表の山田さん(右)とメンバーの新井さん

 利用者の多い女子トイレ4か所と、多目的トイレ1か所に6月6日から置き始めた。メンバーはチラシを作って学内の掲示板に貼るなどして呼びかけた。

 ナプキンはBOXに約30枚ずつ置き、1か月に1回補充するが、早ければ1週間ほどでなくなるという。三木田准教授は「メンバーのほとんどが男子学生で、動いてくれるか心配だったが、取り越し苦労だった」といい、メンバーの新井遥斗さん(20)は「抵抗感は全くなかった。役に立ちたいという気持ちが強かった」と語る。

 団体は学生や教職員らにアンケートを実施し、今月6日までに78件の回答があった。「突然生理がきて、困った経験はありますか」との質問に59%が「ある」と回答。「無料生理用品設置の本格的な導入を希望しますか」には75・6%が「希望する」と答えた。

 設置期間は10月までで、団体は常設に向け、大学と話し合う。三木田准教授は「ゆくゆくはトイレットペーパーと同じように生理用品があることが自然になってほしい」、代表の山田泰弘さん(20)は「多くの人に知ってもらい、良い方向に進んでいけばうれしい」と話している。

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