アフリカ最大の人口・ナイジェリアへの進出支援へ…石破首相が首脳会談で表明へ、新興企業の拠点設立
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政府は、スタートアップ(新興企業)がナイジェリアに進出する際の支援を強化する。横浜市で開かれる「第9回アフリカ開発会議」(TICAD9)に合わせて日ナイジェリア首脳会談を21日に行い、石破首相が同国への経済支援策として表明する予定だ。
複数の政府関係者が明らかにした。同国はアフリカで最大の2億人超の人口を抱え、近年は原油輸出依存からの脱却に向けて新興企業支援を強化している。今回の支援策は同国の経済成長を後押しするだけでなく、新興企業の進出や創業を促して日本経済の成長にもつなげる狙いがある。
具体的には、同国の首都・アブジャに、両国の企業関係者と政府機関をつなぐ拠点を設立する予定だ。製造業や金融業などの新興企業が現地で創業する際の足がかりとする。
日本企業が現地で資金援助を受けやすくするため、日本側がナイジェリア政府設置のファンド(基金)へ出資する。政府開発援助(ODA)の投入を想定しており、外国政府のファンドにODAを出資するのは初のケースとなる。
このほか、ビジネスプランの改善支援や、同国の起業家との交流促進なども実施する考えだ。