3年前に連れ去られた元市長ら、ウクライナ帰国…ロシアと146人ずつ捕虜交換
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ロシア国防省は24日、同国とウクライナが146人ずつの捕虜交換を実施したと発表した。このほか、ロシアの民間人8人も引き渡されたという。アラブ首長国連邦(UAE)が調整にあたった。
捕虜交換は、トルコ・イスタンブールで行われた高官協議での合意に基づくものだ。ウクライナ政府によると、今月14日以来で、2022年2月の侵略開始後では68回目となった。ウクライナに帰国した人の中には、ジャーナリストや南部ヘルソン市の元市長が含まれている。
ウクライナのメディアによると、14~20年にヘルソン市長を務めた男性は、ロシアの侵略開始後に地域防衛に参加した。22年4月にロシア軍によって連れ去られていたという。