本社、週刊文春に抗議書…退陣報道「首相に謝罪の事実ない」

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 読売新聞グループ本社は19日、週刊文春の電子版で配信され、20日発売の同誌に掲載される「石破首相強気のウラに読売の“謝罪”があった!」と題する記事について、事実無根の記事で名誉が著しく 毀損 きそん されたとして、抗議書を発行元の文芸春秋に送付した。謝罪と記事の取り消しを求めている。

 記事は、グループ本社の山口寿一社長が今月上旬、石破首相と面会し、首相の退陣報道について「謝罪の意を表明した」と断定したうえで、「政治部はアンタッチャブルで、自分では制御がきかなかった」と釈明したと報じた。

 抗議書は、山口社長が記事にある発言、ないしこれに類似した発言をした事実は全くなく、謝罪の意を表明した事実はないと強調。週刊文春の取材に対し、「謝罪した事実はありません」と明確に否定したにもかかわらず、虚偽の事実を断定的に報じたのは極めて悪質だとして厳重に抗議した。

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