トランプ氏、ロシア制裁猶予を「10~12日前後」に短縮…プーチン氏との対話「もはや興味ない」
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【ワシントン=池田慶太】米国のトランプ大統領は28日、ウクライナ侵略を続けるロシアに対し、制裁発動を警告してきた猶予期間を短縮し、「今日から10~12日前後の期限を設ける」と表明した。近く正式な期限を決めるという。これまでは「50日間」のうちに停戦に応じるよう迫ってきたが、攻撃を激化させるロシアにしびれを切らし、圧力を強めた形だ。
トランプ氏は今月14日、50日以内の停戦が実現しなければロシアを標的とした「2次関税」を課すと打ち出し、9月上旬が発動期限とみられていた。これに関し、トランプ氏は訪問先の英スコットランドで記者団に「プーチン露大統領にはとても失望している。大統領に与えた『50日間』を短縮するつもりだ」と述べた。
2次関税は、ロシアの重要な収入源である石油や天然ガスを取引する第三国から米国への輸出に高関税を課すものだ。トランプ氏は「プーチン氏と電話で話し、何度も合意に達したと思った。その後プーチン氏はキーウなどにロケット弾を撃ち込み、多くの人を殺害している」と不満を示し、プーチン氏との話し合いには「もはや興味がない」と突き放した。