猛暑日が今季最多237地点、京都・福知山では39度…東京都心は34・3度
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大暑の22日は全国的に気温が上昇し、午後6時までの最高気温は京都府福知山市の39・0度を筆頭に、福島県伊達市で38・6度、茨城県大子町で38・5度、岩手県一関市で38・3度を観測するなどした。東京都心は前日と同じ34・3度。
午後6時までに、30度以上の真夏日は全国で839地点、35度以上の猛暑日は237地点を数え、ともに今季最多となった。
観測史上1位を更新または並んだのは7地点あり、一関市はじめ、宮城県大崎市(鹿島台地点)の36・7度、福島県小野町の36・3度、北海道標津町の35・2度、羅臼町の33・0度が更新、宮城県蔵王町の37・0度、同県大崎市(川渡地点)の36・5度がタイとなっている。
一方、桐生市が37・9度、沼田市が37・3度を観測するなどした群馬県では午後に記録的短時間大雨情報が2度発表され、午後1時50分までの1時間に片品村北部付近で約100ミリ、同2時40分までの1時間に片品村南部付近で約110ミリ、川場村付近で約100ミリの降雨があったとみられる。
気象庁は午後4時過ぎに関東甲信地方に気象情報を発表。太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気や日中の気温上昇、上空の寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定になっており、夜遅くにかけ大雨による土砂災害や河川の増水・氾濫に厳重警戒するよう呼びかけた。
22日に予想される1時間降水量は多い所で、関東地方北部60ミリ、関東地方南部と甲信地方が50ミリ。