パンダ返還に揺れる白浜町、大江康弘町長「中国は私が台湾支持で癇に障る部分はあるでしょうね」

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 和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド」のジャイアントパンダ全4頭が中国に返還されるまで、28日で残り1か月となった。駆け込み需要で地元はにぎわう一方、再びパンダが貸与される見通しは立っていない。大江康弘町長(71)は取材に「パンダにすがる気はない」と、パンダ抜きでの観光振興を図る考えを語る。大江町長は参院議員時代から台湾と親交を深める活動をしており、SNSでは大江氏の姿勢や行動が中国側を刺激し、返還に至ったのではないかとの臆測が広がっている。読売新聞は27日、大江氏に話を聞いた。

インタビューに応じる大江町長(27日、和歌山県白浜町で)
インタビューに応じる大江町長(27日、和歌山県白浜町で)

  ――返還の発表をどう受け止めたのか。

 「寝耳に水だったが、もう仕方がないこと。『ポストパンダ』に向けて、町の観光のあり方をどうしていくべきかに切り替えた」

  ――返還後の対応は。

 「(海水浴場の)白良浜でイベントを開催したい。今夏に飲食施設も作る予定だ。パンダが来ない前提で、白浜の観光を作り直す必要がある」

  ――町は2020年に「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」がある中国・四川省成都市成華区と友好協力に関する覚書に調印した。今年4月、中国側から姉妹都市を結ぶ提案を受けて断ったとの情報があるが、事実か。

 「姉妹都市になるのは難しいと伝えた。昨年に町長に就任したばかりで、即答できる話ではなかった」

  ――町長が台湾と親しい関係にあることが、返還につながったとの指摘があるのをどう受け止めるか。

 「小さな町の町長がいくら台湾好きだと言ったって、(中国は)そこまで歯牙にかけてやってこないでしょう。でも、私は台湾を支持しており、 かん に障っている部分はあるでしょうね」

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