トランプ氏、ブラジルに関税50%は「現政権の重大な不正をただすため」…ルラ大統領「ブラジルは誰にも支配されない」

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 【ニューヨーク=小林泰裕、モンテビデオ=大月美佳】トランプ米大統領は9日、ブラジルに対し、8月1日から50%の関税を適用すると表明した。4月に導入した「相互関税」の税率は10%で、大幅な引き上げとなる。トランプ氏が親しいブラジルのジャイル・ボルソナロ前大統領がクーデター未遂などの罪で起訴されたことなどへの不満が背景にある。

トランプ大統領(9日)=ロイター
トランプ大統領(9日)=ロイター

 トランプ氏は自身のSNSに投稿したブラジル宛ての書簡で、「(ブラジル当局による)ボルソナロ氏への対応は国際的な恥辱で、裁判は行われるべきではない」などと主張。また、ブラジルの最高裁判所が米国のSNS運営会社に偽・誤情報の削除を命じたことを「米国人の言論の自由への攻撃」と非難し、「現政権の重大な不正をただすため、50%の関税が必要だ」などとした。

 米国はブラジルに対して貿易黒字の関係にある。ブラジルの相互関税の税率は各国・地域一律分の10%のみで、国・地域ごとの上乗せ分(8月1日まで停止中)は課していなかった。

 書簡を受け、ブラジルのルラ・ダシルバ大統領は9日、「ブラジルは誰にも支配されることはない」とする声明を発表し、法律に基づいて米国に報復措置をとる可能性を示唆した。

 トランプ氏は9日、自身のSNSにスリランカやフィリピンなど7か国に対する書簡も投稿し、各国の新たな税率を明らかにした。

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