「三田のコメまずい」発言の上越市長「可能なら撤回したい」と謝罪
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新潟県上越市の中川幹太市長が高校時代に住んでいた兵庫県三田市のコメを「まずい」などと発言した問題で、中川市長は9日、上越市役所で記者会見し、「軽率で極めて不適切な発言だったと猛省している」とし、「可能なら発言を撤回したい」と述べた。
三田市の田村克也市長が7日に抗議状を出したことを受け、中川市長は8日に謝罪状を返信。9日午前には電話で田村市長に謝罪したという。
中川市長は会見で、「三田市が日本有数の米の産地として確固たる地位を築いていることを一顧だにせず、不見識な発言であったことを改めて深くおわびしたい」と語った。
また、田村市長から「三田のコメの信頼回復に努めてほしい」と求められたことを明らかにし、近く三田市を訪れて直接謝罪する意向を示した。
上越市によると、9日正午までに発言を批判する電話やメールが93件寄せられた。
中川市長は兵庫県出身で、三田市内の高校を卒業。上越市で1日、ふるさと納税専門官に委嘱状を交付した際の懇談で、三田市などで生産される酒米「山田錦」に触れた際、「食べるコメはまずい」などと発言。さらに3日、市内の専門学校生への特別授業でも同様の発言を繰り返した。
田村市長は抗議状で、中川市長の発言を「地域が誇る三田米の価値を不当におとしめる発言」と批判し、公式な場での謝罪を求めていた。