「推し活」に熱中して返済滞り、高級ダウンジャケットなど盗む…女子大生被告の公判で検察側が指摘
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富山市内の商業施設で高級ダウンジャケットなどを盗んだとして、窃盗罪に問われた長野県松本市、大学生の被告の女(23)の第2回公判が7日、富山簡裁(久保則昭裁判官)であった。検察側は冒頭陳述で、アイドルなどを応援する「推し活」で金銭的に困窮した末、犯行に及んだと指摘した。
検察側は、女が2024年春頃から、推し活に熱中するあまり、消費者金融やクレジットカード会社への返済が滞るようになったと主張。今年2月17日朝、カード会社から督促の電話を受け、返済資金を稼ぐために窃盗を決意したとした。
証拠調べでは、女の供述調書の要旨が朗読された。動機について女は「複数のアイドルのファンクラブに入り、月に何度もライブに行くうち、ライブ代や交通費がかさんだ。一度、祖父が代わりに返済してくれたが、家族にこれ以上迷惑はかけられないと思い、誰にも相談しなかった」と明かした。
起訴状によると、女は今年2月17~20日、富山市内の複数の商業施設で、ダウンジャケットやスノーブーツなど計28点(販売価格合計119万5400円)を盗んだとされる。