「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」手がける広告大手ADK、韓国ゲーム大手の傘下に…750億円で親会社の全株取得

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 韓国のゲーム大手クラフトンは24日、広告大手ADKホールディングスを約750億円で買収することで合意したと発表した。アニメやゲームなどのIP(知的財産)事業に強みを持つ両社が協業し、海外展開の強化を狙う。

ADKホールディングスの本社が入るビル
ADKホールディングスの本社が入るビル

 クラフトンは、米ファンドのベインキャピタルからADK親会社の全株式を取得する。ADKはクラフトンの実質的な完全子会社となる。ADKの大山俊哉社長は「両社の強みやノウハウにより、グローバルコンテンツ市場で創造的な挑戦と成長が期待できる」とのコメントを発表した。

 2019年に社名をアサツーディ・ケイから変更したADKは広告業界大手。17年にベイン傘下に入り、その後上場廃止となった。広告へのIP活用のほか、アニメ制作やキャラクタービジネスを展開し、「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」など国内外で人気の高い作品も手がけている。

春日部市役所内にあるクレヨンしんちゃんのオブジェ(1月29日、埼玉県春日部市で)=野口哲司撮影
春日部市役所内にあるクレヨンしんちゃんのオブジェ(1月29日、埼玉県春日部市で)=野口哲司撮影

 一方、買収するクラフトンは07年設立で、ゲームの開発だけでなくIP事業にも力を入れており、日本法人も持つ。

 岡三証券のリポートによると、日本のアニメ関連の世界市場規模は23年に3兆円超に達した。半分は海外での売り上げで、今後も拡大が見込まれる。クラフトンのIP事業はゲームのライセンス契約が中心だったが、ADKの買収により日本のIPを新たな成長機会と位置づけ、ゲームとアニメの協業を模索する。

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