G7でトランプ政権に各国懸念、欧州委員長「我々全員が保護主義的な措置を回避する必要がある」
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【カルガリー(カナダ西部)=田中宏幸】カナダ西部カナナスキスで開かれている先進7か国首脳会議(G7サミット)は、16日から議論が始まった。各国首脳から、トランプ米政権の保護主義的な政策や関税引き上げによる世界経済への影響に関し、懸念の声が相次いだとみられる。
議長国カナダのカーニー首相は「各国は軍事力を強化しているが、経済の繁栄なくして安全はあり得ない」と呼びかけ、石破首相は「世界貿易機関(WTO)を中核とする多角的な自由貿易体制の維持・強化は不可欠だ」と訴えた。欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長は、15日の記者会見で「関税は、輸入国の家庭や企業が支払う税金のようなものだ。我々間の貿易を公正で開かれたものにし、我々全員が保護主義的な措置を回避する必要がある」と強調した。