三重県伊賀市、外国籍の正職員採用枠を新設…これまで採用実績ゼロだが「行政に多様性を」

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 三重県伊賀市は24日、来年4月入庁の事務職採用で、外国籍の人を対象にした正職員の採用枠を新設すると発表した。国や文化の多様性を行政に取り込む狙いで、若干名を採用する。県内の市町では初の試みという。

伊賀市役所(2019年1月)
伊賀市役所(2019年1月)

 「多文化共生推進枠」と名付けた。永住者または特別永住者の資格を持つ外国人が対象で、学歴不問。試験は、総合適性検査(SPI3)と面接が行われる。募集要項はホームページなどに掲載している。

 市によると、この採用枠で入庁する職員は、税の賦課や滞納処分、生活保護の決定といった公権力の行使に関する業務は担当しない。管理職にも就かないという。

 伊賀市に住む外国人は、今年3月末時点で6177人。全人口の7・35%を占め、県平均の2倍近い水準となっている。市の採用試験では以前から外国人も受験できるが、これまで採用実績はないという。

 稲森稔尚市長は24日の記者会見で「1人も外国人の正規職員がいないのは、何らかの障壁があると考えた。外国につながりのある子供たちが、公務員になって『住民のために働く』ことが選択肢として、将来の目標となることを期待する」と説明した。

 同様の取り組みは、他県では茨城県笠間市が「グローバル枠」として外国人を採用している。

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