「パーン」と乾いた音に催涙ガスやゴム弾…ロサンゼルス市警が抗議デモ排除作戦、記者も喉や目に刺激
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【ロサンゼルス=後藤香代】米ロサンゼルス市警は10日、市内で続く抗議デモの参加者に対し、催涙ガスやゴム弾などを使用する強硬手段で徹底的に排除する作戦に乗り出した。
普段は秩序あるダウンタウンの官庁街は10日午後、緊迫した空気に包まれた。州兵と米税関・国境取締局(CBP)が警備にあたる連邦拘置所の前で、警官隊が行進しながら100人規模のデモ隊を包囲したのだ。
「パーン」という乾いた音に続いて催涙ガスがまかれ、せき込んだデモ隊は道路脇に追い込まれた。当局の許可を得て取材中だった記者(後藤)も、喉や目に刺激を感じた。
現場では高速道路の出入り口が封鎖され、人や車の往来も制限された。封鎖されたエリアで抵抗するデモ隊にはゴム弾が発射された。デモ隊が両手を挙げて「我々を外に出せ!」と叫ぶと、警官隊は拡声機で「ここにいる全員を逮捕する」と告げた。カリフォルニア州サンディエゴから訪れたデモ参加者の男性(21)は「目標は警官たちを街から追い出すことだ」と語った。
ロサンゼルスのカレン・バス市長は10日、「市警の対応は過激ではないか」と記者団に問われ、「確かにそうだ」と認めつつ、作戦を継続する考えを示した。
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