支援物資の配布場所近くにイスラエル軍攻撃、31人死亡…UNRWA「配給が死のワナと化している」
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【カイロ=西田道成】パレスチナ自治区ガザの保健当局は1日、最南部ラファにある支援物資の配布場所近くでイスラエル軍の攻撃があり、31人が死亡し、約170人が負傷したと発表した。イスラエル軍は攻撃を否定している。
配布場所は、イスラエルと米国が主導する「ガザ人道財団」(GHF)が設置。AP通信は目撃者の話として、ラファの配布場所近くで1日未明、物資の受け取りに向かった群衆にイスラエル軍が攻撃したと伝えた。
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリーニ事務局長は1日の声明で、「配給が死のワナと化している」と非難した上で、国連による配布の必要性を改めて強調した。
一方、イスラエルのネットメディア「タイムズ・オブ・イスラエル」によると、イスラエル軍当局者は、物資配布前に約1キロ・メートル離れた地点で、部隊に接近した群衆に警告射撃を行ったが、死傷者が出た事案とは「関連がない」と主張した。GHFも1日、「問題なく」物資を配布したと説明した。