
2024年度の県立病院事業会計の純損益が過去最大の46億円の赤字となり、運転資金に当たる「内部留保資金」が25年度末にも枯渇する見通しであることが28日、分かった。県病院局は今年2月、経営改革により枯渇が回避できる見込みとしていたが、一転して枯渇が現実味を帯びてきた。内部留保資金が枯渇すると、診療体制や職員確保に大きな影響が出る恐れがあり、巨額の赤字を抱える県立病院のさらなる経営改革が急がれる。
複数の関係者によると、県の病院事業に...
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2024年度の県立病院事業会計の純損益が過去最大の46億円の赤字となり、運転資金に当たる「内部留保資金」が25年度末にも枯渇する見通しであることが28日、分かった。県病院局は今年2月、経営改革により枯渇が回避できる見込みとしていたが、一転して枯渇が現実味を帯びてきた。内部留保資金が枯渇すると、診療体制や職員確保に大きな影響が出る恐れがあり、巨額の赤字を抱える県立病院のさらなる経営改革が急がれる。
複数の関係者によると、県の病院事業に...