ウクライナから米が和平受け入れ条件を受け取る、ロシア案の受領後にスイスで高官協議開催へ

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 【ワシントン=池田慶太】米国のキース・ケロッグ・ウクライナ担当特使は27日の米FOXニュース番組で、ロシアの侵略を受けるウクライナから和平受け入れの条件などを列挙した文書を受け取ったと明らかにした。ロシアからも同様の文書を受け取った後、両国による次回の高官級協議をスイスのジュネーブで開く見通しという。

アメリカとウクライナの国旗=ロイター
アメリカとウクライナの国旗=ロイター

 ロシアのプーチン大統領は19日の米露首脳の電話会談後、「将来の和平条約に関する覚書」を策定する考えを表明した。ケロッグ氏によると、双方の文書は覚書のたたき台となる。次回協議で条件を突き合わせ、何が受け入れ可能かを話し合うとしている。

 ケロッグ氏は、高官級協議の後、ふさわしいタイミングで、トランプ米大統領、プーチン氏、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー氏による3者会談が開かれるとの認識も示した。「3首脳が結論を出し、戦争を終わらせる文書に署名する」と語った。

 トルコのイスタンブールで今月16日に開かれたロシアとウクライナの高官級協議は、捕虜交換で合意したものの即時停戦では一致できなかった。ケロッグ氏によると、次回協議は当初バチカンでの開催が検討されたが、ロシア側が拒んだためジュネーブに変更されることになったという。

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