「透明な紙」脱プラスチックへ期待、従来より厚みありコップやストローに活用可能…海洋研チーム

スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

「スクラップ機能」に登録したYOL記事の保存期間のお知らせ。詳細はこちら
メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 海洋研究開発機構などのチームが、植物由来のバイオマス素材「セルロース」を原料にした厚みのある「透明な紙」を開発した。微生物によって水と二酸化炭素に分解されるほか、従来のセルロース由来の素材よりも厚みがあるため容器に加工できる特性を持つ。海洋汚染の原因となるプラスチック容器の代替品として期待される。

厚さ0・7ミリ・メートルでも100メートル先の景色が見える
厚さ0・7ミリ・メートルでも100メートル先の景色が見える

 チームは、綿花の種子表面にある繊維を原料にしたセルロース粉末を使った。溶剤となる臭化リチウム水溶液と混ぜながら高温で溶かし、ゲル状にしたものを成形・乾燥。コップやストローなどに加工したところ、プラスチックの一種「ポリカーボネート」に匹敵する強度になった。

厚みがあるためコップやストローにも加工できる=海洋研究開発機構提供
厚みがあるためコップやストローにも加工できる=海洋研究開発機構提供

 透明になるのは、ナノサイズ(1ナノ・メートルは10億分の1メートル)の繊維が隙間なく詰まり、光が散乱せず真っすぐ通り抜けられるためだ。厚さが0・7ミリ・メートルあってもしなやかで、100メートル先の景色が紙越しに見える。

1

2

スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

使い方
速報ニュースを読む 「科学・IT」の最新記事一覧
注目ニュースランキングをみる
記事に関する報告
6646428 0 科学・IT 2025/05/16 15:00:00 2025/05/16 17:17:04 2025/05/16 17:17:04 /media/2025/05/20250516-OYT1I50075-T.jpg?type=thumbnail
注目コンテンツ

注目ニュースランキング

主要ニュース

おすすめ特集・連載

読売新聞購読申し込みバナー

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)