バフェット氏、退任理由は年齢…「90歳くらいになってから年を取ったと実感し始めた」
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【ニューヨーク=小林泰裕】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は14日、年末に米投資会社バークシャー・ハザウェイの最高経営責任者(CEO)から退く米著名投資家ウォーレン・バフェット氏(94)が、自身の年齢を理由に退任を決断していたと報じた。病気などが理由ではなかったという。
WSJのインタビューで、バフェット氏は「90歳くらいになってから、自分が年を取ったと実感し始めた」と明らかにした。時折体のバランスを崩したり、人の名前を思い出せなかったりすることが増えたという。
バフェット氏は「健康状態は良い」と語った一方、「10時間働いたときに成し遂げられることの差がどんどん大きくなっていた」と話した。後継者に指名していたグレッグ・アベル副会長(62)との体力面の差を痛感するようになったという。「グレッグをCEOに就けないのは公平ではない」と判断し、退任を決断したと明らかにした。
「投資の神様」とも呼ばれるバフェット氏はバークシャーを率いて60年になる。3日の株主総会で、年末に退任する意向を表明した。