フィリピンのドゥテルテ前大統領を逮捕…強引な麻薬対策で6000人超が死亡か、ICCが逮捕状
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【ハノイ=竹内駿平】フィリピン大統領府は11日、国際刑事裁判所(ICC)の逮捕状に基づき、比警察当局がロドリゴ・ドゥテルテ前大統領(79)を逮捕したと発表した。ドゥテルテ氏が進めた超法規的ともされる麻薬撲滅対策を巡り、ICCが「人道に対する罪」の疑いで逮捕状を出し、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて身柄拘束を求めていた。
比大統領府によると、比当局は11日午前9時20分頃、ドゥテルテ氏が渡航先の香港から首都マニラに到着した際に逮捕状を執行した。
ドゥテルテ氏を巡っては、大統領だった2016~22年に進めた強引な麻薬対策で6000人超が死亡したとされ、ICCは18年に予備調査に着手。比政府は19年にICCを脱退したが、フェルディナンド・マルコス比大統領は昨年11月、ICCがICPOを通じて逮捕を要請すれば、身柄拘束に協力すると表明していた。
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