「ルフィ」主導の闇バイト強盗、資金洗浄の組織幹部ら3人を容疑で逮捕…フィリピンの指示役に還流か

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 特殊詐欺に関与したとして、警視庁と愛知県警の合同捜査本部が、資金洗浄(マネーロンダリング)を行う犯罪組織の幹部ら男女3人を詐欺容疑で逮捕したことがわかった。指示役「ルフィ」らが主導したSNSの「闇バイト」に絡む強盗事件の被害金の一部を資金洗浄し、フィリピンに潜伏していた同事件の指示役に還流させたとみている。

警視庁新宿署に入る樋口拓也容疑者(4月21日午後11時55分)=松本拓也撮影
警視庁新宿署に入る樋口拓也容疑者(4月21日午後11時55分)=松本拓也撮影

 一連のルフィ事件で、被害金が資金洗浄された疑いが浮上するのは初めて。警視庁などは、複数の犯罪組織から資金洗浄を請け負っていたとみて実態解明を進める。

 捜査関係者によると、逮捕されたのは、大阪府豊中市、職業不詳樋口拓也(37)、東京都目黒区上目黒、無職福井かおり(48)、品川区上大崎、職業不詳相田栄幸(33)の3容疑者。逮捕は21、22日。

 3人は仲間と共謀して2023年4月、警視庁の捜査員らを装い、千葉県の60歳代男性に「アダルトサイトの未払いがある」などとうその電話をかけ、現金約120万円をだまし取った疑い。

 警視庁が詐取金の流れを調べたところ、暗号資産に換えられて海外の取引所を経由した後、福井容疑者が現金化していたことが判明。その後、相田容疑者を通じて、樋口容疑者宅に運ばれたことがわかったという。

 警視庁は、樋口容疑者らが特殊詐欺などで得た約11億円の一部を資金洗浄した上で、組織の活動資金などに充てたとみている。

 樋口容疑者らは「ルフィ」グループの上位の指示役とも交流があったとみられ、警視庁の捜査では、同グループによる一連の強盗事件の一部の被害金約1000万円が、樋口容疑者の自宅に運び込まれた疑いも判明した。同庁は、樋口容疑者が強盗の被害金も何らかの手段で出どころを隠した上で、フィリピンにいた指示役に還流させたとみている。

 樋口容疑者は21日、潜伏先の韓国から関西空港に帰国したところを逮捕された。

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